経済産業省では、「高圧ガス保安活動促進週間」を定め、全国で高圧ガスに関する安全啓発活動が行われています。
この期間中は、ガスの製造・販売・運搬・使用に携わる事業者やユーザーの皆さまが安全確認を改めて行う大切な一週間です。
鹿児島熔材では、お客様とともに保安意識を高め、事故の未然防止に努めてまいります。
目次
実施期間
2025年10月23日(木)〜10月29日(水)
🚛 移動・運搬時の安全チェックポイント
高圧ガス容器を車両で運搬される際は、以下の点を必ずご確認ください。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 警戒標の掲示 | 車両の前後に「高圧ガス」の標識を掲示(黒地に黄文字)してください。 ※少量運搬の場合は掲示が不要となるケースもあります。 |
| 消火器の備え付け | 車両に規定容量の消火器を搭載してください。 月に一度は点検をお願いいたします。 |
| 容器の固定 | 走行中に倒れたり転がったりしないよう、ロープなどで確実に固定してください。 バルブキャップの装着もお忘れなく。 |
| 温度管理 | 容器の温度は40℃以下を目安に。 直射日光・熱源を避けて積載してください。 |
| 積み方・取扱い | 荷崩れ防止のため、滑り止めマットなどを活用。 粗暴な取扱いや高所からの落下は厳禁です。 |
| イエローカード(積載時掲示) | 高圧ガスを積載して運搬する際は、イエローカード(緊急連絡・処置要領)を車両に備えてください。 ドライバーがすぐ取り出せる位置に保管し、内容(ガス名・連絡先・応急措置)を最新に更新しましょう。 |
| 緊急防災工具 | 万一の事故・漏えい時に備えて、**防災工具類(防毒マスク・ゴム手袋・消火器・漏えい対応資材など)**を常備してください。特に可燃性・毒性ガスを扱う車両は、吸収剤・漏えい防止キャップ・テープ類の備えも重要です。 |
🚨 運転中・停車時の注意事項
- 高圧ガス付近での 喫煙・火気使用は禁止 です。
- 長時間停車時は 日陰など涼しい場所 を選びましょう。
- 急発進・急ブレーキを避け、容器への衝撃を防ぎます。
- 万が一、ガス漏れなどの異常を感じたら、
①安全な場所に退避 → ②エンジン停止 → ③通報 → ④火気厳禁 → ⑤風下を避けて待機。
🕵️♂️ 期間中の取り組みについて
この期間中は、自治体・関係機関による安全啓発や取締り活動が強化されます。
特にトラックによる高圧ガスの移動時には、安全確認・掲示状況・積載状態 などが重点的にチェックされます。
📘 お客様へのお願い
鹿児島熔材では、日頃より高圧ガスの安全な取扱いをお願いしております。
この機会に、次の内容を改めてご確認ください。
- ご使用中のガス容器に 損傷・変形・サビ などがないか
- 使用期限・検査刻印 の有効期限が切れていないか
- 容器置場が 直射日光・火気・熱源 から離れているか
- 緊急時の 連絡先 がすぐ分かるようにしてあるか
🧾 参考資料
- 経済産業省:令和7年度「高圧ガス保安活動促進週間」
- JIMGA:一般高圧ガス保安規則(移動基準・警戒標)
💬 鹿児島熔材からのメッセージ
皆さまの安全は、地域全体の安心にもつながります。
保安活動促進週間をきっかけに、ぜひもう一度安全管理の点検をお願いいたします。ご不明点や安全に関するご相談は、弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
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